横浜港振興協会は、ミナト町ヨコハマの更なる発展に寄与するとともに


「港の仕事」を通して次世代⼈材を育成することに尽力します。

神奈川⼤学との包括連携協定締結

⼀般社団法⼈横浜港振興協会(本部・中区、藤⽊ 幸夫会⻑)と神奈川⼤学(本部・神奈川区、学⻑ 兼⼦ 良夫)は、2022(令和4)年1⽉21⽇(⾦)、包括連携協定を締結しました。

協定概要

次世代育成

横浜港振興協会は、横浜市、横浜商⼯会議所の呼び掛けにより1953昭和28年に設⽴され、以来、横浜港の港湾関係の諸団体・企業を網羅する唯⼀の団体として、横浜港の振興発展に尽⼒してきました。会員数は現在約500社を数え、客船誘致、市⺠と港を結ぶ各種事業など、横浜港の振興策を積極的に推進しています。
神奈川⼤学は1928(昭和3年)、京浜⼯業地帯の港湾関係などで働く若者が、働きながら学べる夜間の専⾨学校を桜⽊町に開設したのが始まりで、当初から「貿易科」を設置しておりました。ことし4⽉、開学の地近くのみなとみらい21地区に新キャンパスを オープンさせ、ミナト町・ヨコハマの⼤学としての原点に⽴ち返り、海に関わる研究・教育を推進していきます。

次世代育成

横浜港振興協会と神奈川⼤学は、横浜港の振興という共通の⽬標に向かい、両者の特⾊を⽣かしつつ、さらなる相乗効果を⽣む各種事業を展開するため2年前から事前協議を重ね事前協議を重ねてきました。

横浜港のシンボルでもある⼤さん橋国際客船ターミナルなど港湾施設 を活⽤した観光振興、賑わいの創出、海洋産業や横浜港の歴史、まちづくりなどに関わる研究促進、港に関⼼を持つ⼈材養成などの連携・協⼒事項に両者間で取り組むことで意⾒が⼀致し、包括連携協定を結ぶことになりました。

協定の⽬的

この協定は、⼀般社団法⼈横浜港振興協会と神奈川⼤学が相互に協⼒し、緊密な連携を図り、持続可能な横浜港の構築に向け、お互いが抱える諸課題の解決に共同で取り組み、ミナト町ヨコハマの更なる発展に寄与するとともに、「港湾の実業」を通して次世代⼈材を育成することを⽬的とする。

具体的な取り組み

本協定締結後に予定している具体的な取り組みは以下の通りです。
さらに今後、両団体間で定期的に協議を重ね、取り組みの成果を検証するとともに、横浜港の振興に資する新たな取り組みも加えながら、連携をより⼀層充実させていきます。

(1) 海とみなとに関わる教育全般についての⽀援・協⼒に関すること

  • 横浜港振興協会からの講師派遣により、港湾理解に資する内容の講演会の開催、歴史、貿易等をテーマとした出前講座、連続講座の開催。
  • 神奈川⼤学からの講師派遣による市⺠または港湾関係者向けの公開講座の定期実施
  • 学⽣に港を知ってもらうため、横浜港振興協会が提供する既存事業(観光船やマイクロバスで横浜港を巡りその歴史や港湾施設の役割を学ぶ「横浜港⾒学会」等)を活⽤したフィールドワーク等による教育活動の実施。
  • ⼋景島マリーナを活⽤した体験学習、研修会の実施。

(2) ⼤さん橋国際客船ターミナル等、港湾施設等を活⽤した観光振興、賑わい創出に関わる⽀援・協⼒に関すること

  • 学⽣による臨海部の観光振興策の企画⽴案等、課題解決型学習の実施。
  • ⼤さん橋における客船の⼊出港時オリジナルセレモニーへの学⽣による企画⽴案・参加。
  • 客船寄港に合わせた市内周遊バスの運⾏に関わる協⼒。
  • みなとみらいキャンパス展⽰エリアでの⼤さん橋等に関連した港湾理解に資する資料(写真、模型、映像等)の共催展⽰。
  • 横浜港の観光振興等につながる横浜港振興協会の刊⾏物(ウォーキングマップ、ガイド等)をみなとみらいキャンパス観光ラウンジに配置・配布。

(3) 海洋環境調査・研究等の充実に関わる⽀援・協⼒に関すること

  • 神奈川⼤学の「海とみなと研究所」(令和3年度内開設予定)が研究対象にする海洋産業、海とみなとの歴史、港湾隣接地域のまちづくりなどに関する、横浜港振興協会との連携(調査協⼒、共同研究等)。
  • ⼤さん橋等を活⽤したフィールドワークの実施検討
  • 神奈川⼤学の研究やイベントを周知・PRするために刊⾏物(チラシやパンフレット等)を⼤さん橋インフォメーションに配置・配布。

(4) ⼤学⽣の就職⽀援とキャリア形成の推進に関すること

  • 横浜港に関連する各種職業に関するキャリア講座の実施。
  • 横浜港振興協会でのインターンシップの受け⼊れ。
  • 横浜港振興協会の会員企業の求⼈情報、会社案内パンフレット等の学⽣への周知。
  • 神奈川⼤学が実施する業界研究フェア、企業説明会の横浜港振興協会の会員企業への周知。

(5)その他本協定の⽬的を達成するために両団体が必要と認めたこと

  • 横浜港に関連する各種職業に関するキャリア講座の実施。
  • 横浜港振興協会でのインターンシップの受け⼊れ。
  • 横浜港振興協会の会員企業の求⼈情報、会社案内パンフレット等の学⽣への周知。
  • 神奈川⼤学が実施する業界研究フェア、企業説明会の横浜港振興協会の会員企業への周知。